つい欲しい楽譜を買ってしまう。そんな経験はありませんか?紙の楽譜は大きくて置き場所に困るし、重いので持ち運びも大変ですよね。
でも電子楽譜にすれば「管理の手間」も「持ち運びの不便さ」も一気に解決します。
電子楽譜に使うタブレットはiPadがピッタリ。iPadは多くの電子楽譜アプリに対応しているので電子楽譜用タブレットとしてはiPadの選択に間違いはありません。
ただし、iPadも複数の種類があります。この記事では、電子楽譜としてiPadを選ぶポイントを機種ごとに一覧にし、おすすめモデルも紹介します。
電子楽譜を活用すればピアノの練習を効率化でき、上達スピードもアップします。レパートリーの幅が広げ、演奏技術もアップしたいなら、電子楽譜を活用しない手はありません。
この機会にあなたに合ったiPadを見つけて、ピアノのある生活をもっと充実させましょう。
iPadに最適なアプリも紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね。
電子楽譜のタブレットにiPadを選ぶ理由
電子楽譜に使用するタブレットは主にAppleのiPadとAndroidタブレットがありますが、電子楽譜として利用する場合はiPadがおすすめです。
もし、紙の楽譜から電子楽譜に変更するメリットがあるか確認したいなら、こちらの記事を参考にしてください。
iPadとAndroidタブレットの違い
iPadとAndroidタブレットを電子楽譜の利用を目的として、比較してみました。
iPad | タブレット Android | |
タブレットの品質 | 高品質 | 中〜高品質 |
価格 | 高価 | 安価〜高価 |
電子楽譜アプリ | 人気アプリに対応 | 一部非対応 |
対応ペン | 対応 | 一部非対応 |
iPadはどのモデルも品質が高いので、価格も高くなってしまいます。Androidタブレットは様々なメーカーから多くのタブレットが販売されており、性能や価格に差があります。
人気の電子楽譜アプリはiPad向けが多い
電子楽譜の利用には、専用のアプリが必要です。
私たちが普段利用しているLINEなどのアプリは、iPhone、iPadとAndroidのすべてに対応しています。しかし、電子楽譜の人気アプリ「Piascore」や「forScore」はAndroidタブレットに対応していません。
せっかくのタブレットもアプリが対応していないと使えません。iPadなら電子楽譜のアプリを心配する必要はありません。
iPadならアップルペンシルが使える
楽譜にメモを取るための最適なデバイスとして、iPadとアップルペンシルの組み合わせは非常に強力です。アップルペンシルとiPadは同じAppleの製品のため、操作が快適です。
Androidタブレットは多くの製品があるため、タブレット用ペンとの相性の確認が必要です。
アップルペンシルは高価ですが、電子楽譜のメモをかんたんに取れるメリットを活かすためには、アップルペンシルも揃えることがおすすめです。
私はレッスン後にアドバイスをメモし始めたら、ピアノの上達速度がアップしました。
iPadは価格が落ちにくい
Androidタブレットと比べると、iPadは価格が高いと感じる方も多いでしょう。
でも高いのは初期コストだけ!iPadは価値が高いので、中古でも高い価格で販売されています。
リセールを考えるとiPadとAndroidタブレットに大きな差はありません。
iPadのラインナップ:選ぶべきポイント
iPadには、通常のiPadからiPad Pro、iPad Air、iPad miniといったさまざまなモデルがあります。
iPad Air 13インチ | iPad Pro 13インチ | iPad Air 11インチ | iPad | iPad Pro 11インチ | iPad mini | |
サイズ | ディスプレイ13インチ | 13インチ | 11インチ | 10.9インチ | 11インチ | 8.3インチ |
価格(税込み) | ¥128,800~ | ¥218,800~ | ¥98,800~ | ¥58,800~ | ¥168,800~ | ¥84,800 |
カラー | スベースグレイ スターライト パープル ブルー | シルバー スペースブラック | スベースグレイ スターライト パープル ブルー | シルバー ブルー ピンク イエロー | シルバー スペースブラック | ブルー パープル スターライト スペースグレイ |
重さ | 617g | 579g | 462g | 481g | 444g | 293g |
Apple Pencil | Apple Pencil Pro Apple Pencil USB-C | Apple Pencil Pro Apple Pencil USB-C | Apple Pencil Pro Apple Pencil USB-C | 第1世代 Apple Pencil USB-C | Apple Pencil Pro Apple Pencil USB-C | Appele Pencil Pro Apple Pencil USB-C |
おすすめ度 | (5.0 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | (3.5 / 5.0) | (3.0 / 5.0) | (2.5 / 5.0) | (1.0 / 5.0) |
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電子楽譜なら10.9インチ以上のiPadがおすすめ
電子楽譜は紙の楽譜よりも小さいため、大きな画面を選ぶことが必要です。その点で、iPad Air(13インチ)は中価格帯ですが13インチあるので、最もおすすめです。
12.1インチ以上のタブレット利用者の口コミ
iPad Air(13インチ)より価格を抑えるならiPadがおすすめです。ただし、2022年発売のモデルで、画面サイズは10.9インチと少し小さいので慣れるまでに時間がかかります。
12インチ未満のタブレット利用者の口コミ
私はiPad Air(2022年発売)10.9インチを使っています。弾き慣れた曲なら10.9インチの画面でも大丈夫です。
iPad Air(10.9インチ)と紙の楽譜を並べると、これくらいの差があります。
アップルペンシルでピアノの練習効率アップ
アップルペンシルを使用すれば、楽譜に直接手書きのメモを追加することができます。アップルペンシルは必須ではありませんが、楽譜にレッスン内容や気づいたことをメモして振り返れば、ピアノの上達を早めてくれます。
アップルペンシルは第1世代、第2世代、USB-C、Proの4種類あります。
この2つの違いは大きく分けて3つです。
- 充電方法
- ダブルタップ機能の有無
- 対応機種の違い
Apple PencilはProか第2世代がおすすめです。どちらもマグネットの取り付けとワイヤレス充電に対応しているからです。iPad ProやiPad Airを選ぶならPro、iPad miniなら第2世代を選びましょう。
iPadの場合は第1世代とUSB-Cにしか対応していません。もし、iPadを購入するなら、マグネットで取り付けができるUSB-Cがおすすめです。
【Q&A】iPadの選び方に関するよくある質問
電子楽譜として利用を目的とした、iPadの購入のよくある質問に回答します。
紙の楽譜と同じサイズにするには、何インチ必要ですか?
13インチのiPadなら、紙の楽譜とほぼ同じ大きさです。13インチのiPadは「iPad Pro 13インチ」と「iPad Air 13インチ」の2種類が販売されています。
「Wi-Fiモデル」と「Wi-Fi + Cellularモデル」のどちらを選べばいいですか?
Wi-Fiモデルの方が価格が安いのでおすすめです。2つの違いはインターネットへの接続方法です。Wi-FiモデルはWi-Fiが利用できる環境でしかインターネットに接続できません。Wi-Fi + Cellularモデルなら、スマホと同じようにWi-Fiがなくてもインターネットを使えます。ただし、追加のデータプラン契約が必要です。
iPadの容量はどれがおすすめですか?
iPad Airなら128GBなど、1番小さな容量で問題ありません。電子楽譜は1000曲で4GB程度です。電子楽譜として使うのに容量には困らないので、価格の安い1番小さな容量で十分です。
アップルペンシルは必要ですか?
必須ではありません。ただし、アップルペンシルを使えば、楽譜に手書きのメモを追加できるので、練習効率が上がります。
まとめ:後悔しないためには電子楽譜にiPadがおすすめ
iPadを電子楽譜にすると、紙の楽譜には戻れなくなります。
iPadなら人気アプリに対応しているので、電子楽譜のメリットを十分感じられるでしょう。
- 多くの楽譜があってもスペースに困らない。
- 楽譜上のメモ機能で練習の質がアップする。
- 紙の楽譜の電子化やアプリ内で楽譜の購入もできる。
iPadにも複数の種類がありますが、違いは以下の通りです。
iPad Air 13インチ | iPad Pro 13インチ | iPad Air 11インチ | iPad | iPad Pro 11インチ | iPad mini | |
サイズ | ディスプレイ13インチ | 13インチ | 11インチ | 10.9インチ | 11インチ | 8.3インチ |
価格(税込み) | ¥128,800~ | ¥218,800~ | ¥98,800~ | ¥58,800~ | ¥168,800~ | ¥84,800 |
カラー | スベースグレイ スターライト パープル ブルー | シルバー スペースブラック | スベースグレイ スターライト パープル ブルー | シルバー ブルー ピンク イエロー | シルバー スペースブラック | ブルー パープル スターライト スペースグレイ |
重さ | 617g | 579g | 462g | 481g | 444g | 293g |
Apple Pencil | Apple Pencil Pro Apple Pencil USB-C | Apple Pencil Pro Apple Pencil USB-C | Apple Pencil Pro Apple Pencil USB-C | 第1世代 Apple Pencil USB-C | Apple Pencil Pro Apple Pencil USB-C | Appele Pencil Pro Apple Pencil USB-C |
おすすめ度 | (5.0 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | (3.5 / 5.0) | (3.0 / 5.0) | (2.5 / 5.0) | (1.0 / 5.0) |
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複数あるiPadの中でも特におすすめなのが、iPad Air 13インチ。
iPadシリーズで最も大きな画面なので、紙の楽譜とほとんど変わりません。大画面のiPadは、2023年まで最上位機種のiPad Proのみでした。電子楽譜として使う人にとって、2024年5月に販売されたiPad Airはお得といえるでしょう。
10万円以上するiPadは高いと感じるかもしれません。でも実はiPadは高く売れます。リセールを考えると決して高い買い物ではありません。
iPadの価値を納得したうえで、購入したいなら、こちらの記事も参考にしてください。