趣味ピアノ。憧れませんか?格好よくないですか?でも「お金がかかる」「続けられるか不安」「時間がない」など、不安もあるはずです。
この記事では、ピアノを始めるか迷っているあなたに向けて、ピアノを習うメリットを5つ紹介します。
- 新しい趣味を始めたいと思っている方
- ピアノを始めるか迷っている方
私は4才からピアノを始めたので、ピアノ歴は30年以上。ピアノを演奏して楽しむのは生活の一部です。
ピアノを習うメリットは次の5つです。
- 一生楽しめる
- 心の健康に繋がる
- 集中力がアップ
- 挑戦と達成感が得られる
- ワーキングメモリが伸びる
新しい習い事を始めるためには不安が付きますが、それを補って余りあるメリットがあります。この記事を読んで、少しでもピアノに興味を持ってもらえると嬉しいです。
ピアノは一生楽しめる趣味になる
ピアノは子供からシニアまで、幅広い年代で趣味として続けられます。また、どんな音楽でもピアノで表現できるので、お気に入りの曲を演奏して楽しめます。
ピアノに年齢制限はない|100歳を超えても現役のピアニスト
ピアノに年齢の壁はありません。この動画を見れば納得します。
2023年2月現在、フランスのコレット・マゼさんはなんと108歳。動画は106歳の時のものです。
幼少期から始められて、100歳を超えても続けられる趣味はそう簡単には見つかりません。今日が最も若い日なので、長くピアノを楽しむなら今から始めてみましょう。
ピアノで様々なジャンルの曲を弾ける
ピアノはクラシック、ジャズ、ポップス、ロックなど、どんな曲も演奏できます。また、クラシックの曲をジャズ風にアレンジすることも。
ピアノは様々な曲を演奏できるので、弾いていて楽しく感じるはずです。
楽譜のサブスクサービスなら、あなたに合った曲も見つかるはずです。
ピアノで挑戦と達成感が得られる
挑戦と達成感は、大人になるとなかなか味わうことができません。でも、ピアノを始めれば、新しい曲に挑戦し、弾けなかった箇所を克服することで達成感が得られます。
大人になると挑戦する機会が減ってしまう
子供の頃って、新しいことに興味を持ち、楽しんでいませんでしたか。失敗しても結果を受け入れ、挑戦の毎日を送っていたはずです。
でも、大人になると挑戦する機会は減ってしまいます。その理由は次の2つです。
- 成功や失敗にこだわり、失敗することを恐れてしまう。
- 挑戦することに時間や労力を割く必要があるため、メリットとデメリットを考えてしまう。
大人になると挑戦することに対して恐れや不安がつきまといます。
子供の頃にはなかった、大人になってからピアノを習うメリット
大人になってからの挑戦は、子供の頃にはなかったメリットもあります。メリットは次の2つです。
- 経験や知識があるため、自分自身の能力をより正確に把握することができる。
- 失敗から学び、自分自身を改善することができる。
大人になってからピアノを始めると、より達成感を感じられるはずです。ピアノを始めれば、挑戦、失敗、克服をたくさん経験でき、自分に自信が付きます。
ピアノで新しい曲を演奏!常に挑戦
ピアノで新しい曲を演奏、ピアノは常に挑戦の連続です。
- 難易度の高い曲
- 新しいジャンルの曲
- 一度は挫折した曲
何を弾いても挑戦です。
私はテレビや映画で聞いて気に入った曲を弾いています。難易度の高い曲ばかりですが、毎日挑戦です。
また、同じ楽譜でも演奏者によって、曲の雰囲気は大きく変わります。
- 音楽理論
- 楽譜の読み方
- リズム感
新しい技術や知識の習得、より高度な技術や表現力を身に付けることも必須。これも挑戦です。
自分にとって適切なレベルの曲を選び、十分な時間をかけて練習することが必須です。いきなり難易度の高い曲を選んでしまうと挫折の原因となってしまうので注意してください。
ピアノは心の健康に繋がる
心の健康には、趣味や興味を持つことや、自己成長を促すことが良い影響となります。
新しい曲への挑戦や今まで弾けなかった曲が弾けるようになることは、まさに自己成長です。また、心の健康にはストレスを減らすことが重要であり、ピアノはストレスを軽減するのに効果的です。
ピアノはストレスを軽減する
ピアノの演奏により、ストレスを緩和し、リラックス効果もあります。その理由は脳がエンドルフィンを分泌するためです。
ピアノを演奏することで、ストレスの軽減されると感じている方も多いと思いますが、ストレスの軽減は科学的にも説明できるのです。
エンドルフィンは、脳内で分泌される神経伝達物質の一種で、主にストレスや痛みに対する反応を緩和する役割を持ちます。幸福感や喜びを感じる効果もあるとされているため「幸福ホルモン」と呼ばれます。
ピアノでワーキングメモリが伸びる
ワーキングメモリとは、一時的に情報を保持し、それを処理する能力のことです。
ピアノの演奏は、音符の読み方やリズム感など、多くの認知的プロセスが必要とされます。特に、楽譜を見ながらの演奏は、楽譜を視覚情報として取り入れ、それを音として表現することが必要です。
楽譜を見て、弾く音を認識し、鍵盤を弾く。これを瞬間的に行うので、ワーキングメモリが鍛えられるのも納得です。
ピアノで脳が活性化、集中力が高まる
ピアノ演奏により、脳の活性化と集中力を高める効果があります。
ピアノで脳全体が活性化する
人間の脳は大きく分けて4つに分かれていて、それぞれ役割が異なります。
- 後頭葉:視覚情報
- 側頭葉:聴覚や記憶
- 頭頂葉:空間認知
- 前頭葉:思考や判断
ピアノを演奏する場合
- 後頭葉(視覚情報):楽譜を読む
- 側頭葉(聴覚や記憶):音を聴く
- 頭頂葉(空間認知):鍵盤の位置の把握
- 前頭葉(思考や判断):表現方法を考える
このように、ピアノ演奏は脳全体を使っているため、脳が活性化するのです。
(参考:ピティナ 調査・研究)
ピアノで集中力がアップする
ピアノは楽譜を読みながら、リズムや音符の長さ、音の高さや強弱などを正確に演奏する必要があります。さらに自分自身の音楽的表現や感情表現を考える必要があるため、集中力を高めることが求められます。
難易度の高い曲になると1曲10分程度となることも珍しくありません。練習時は1曲通して弾くだけでも、その2〜3倍はかかりますが、あっという間に時間が過ぎていきます。
ピアノを演奏している途中で中断するなんてことはできません。集中力が低下していると言われる中で、ピアノの演奏は集中力アップにも繋がります。
まとめ:メリットを感じたらピアノに挑戦
ピアノのメリットについてご紹介しました。ピアノを習うメリットは次の5つです。
- 一生楽しめる趣味になる
- 挑戦と達成感が得られる
- 心の健康に繋がる
- ワーキングメモリが伸びる
- 集中力がアップ
新しい曲に挑戦するのは、強い意志が必要です。
私はピアノのレッスンを定期的に受けることで、ピアノの練習を習慣化しています。
対面レッスンなら、こちらの記事を参考にしてください。
オンラインのレッスンなら、こちらの記事を参考にしてください。
ピアノを通じて人生を音楽で彩りましょう。